どうも、3記事目となりました!ゆるい看護師のやまさんです。
さて、需要があるのか全くわかりませんが、ワタシの転職遍歴について続きます。転職に悩んでいるあなたの参考になれば幸いです!!
クリニック、夜勤専従看護師・・・
ワタシには絶対条件がありました。前回ブログで書いたように、声優・役者の卵として活動していくために「(稽古・レッスンがあるため)土日祝日は休み、または半日勤務である」こと。そして「急に休みなる可能性がある」ことでした。
声優・俳優業界あるあるなのですが、オーディションの予定って本当に突然やってきます。業界特有なのでしょうが、本当に前日に話がきたりする。でも、そのチャンスを逃すと、後々に大きく響くという・・・まぁ、一般の世界ではありえないようなことが起きます。
こういう業界に片足を突っ込んでる場合、どうするか。
特に採用面接において、大きな問題になるのが「急なお休み問題」だと思っていました(まぁ、これに関しては、オーディションでなくても、子育てを始めた今、よくあることなんだなと実感していますが・・・余談ですが)
いろいろやり方はあるとは思うのですが、ワタシは馬鹿正直に採用面接の際に条件をはっきりお話ししていました。採用されないリスクは当然上がると思うのですが、採用後に話しが違う!と揉めるのはイヤだったのです。なので、まさか看護師が少ないクリニックで採用が決まるとは思ってもいなかったのです。病棟経験年数3年で、医療行為に自信のないワタシでも働けるクリニックを探してくれたエージェントさんの手腕には脱帽しました。
非常勤看護師としてクリニックに採用され、さらにエージェントを使い採用された病棟の夜勤専従として働きつつ、他のアルバイトもしながら生計をたて、役者修行をしていました。
それなりにうまく生活はできていたのですが、とある事情から、今度は「常勤」として働かざるをえなくなり、再びエージェントを使うことになりました。
訪問看護と出会う
先に声を大にして言います。
訪問看護、最高!!!!!
いや、たまたまワタシの性に合っていたので声を大にしてみましたが、最初の勤め先が良かったんだと。ゆるい看護師を自称するくせに、訪問看護について語り始めたら止まらなくなると予想されるので、これはまた別の機会に書くとして・・・
転職の話に戻すと、条件は変わらないままで常勤採用を目指した場合、かなり採用が限られました。夜勤ができないので、病棟勤務はなし。今までのクリニックは土日終日のクリニックであったため、フルタイムで働くとなると稽古に出られない。これまたエージェントに相談したところ、まず紹介されたのは「精神科特化型の訪問看護」でした。
そもそも当時のワタシは極端に医療行為に自信がありませんでした(今もできるなら避けたい笑)。それを素直にエージェントに伝えたところ、精神科は医療行為が少なく、傾聴や服薬管理が中心だと言われ、合っているのではないかと紹介された次第であります。
条件だけ見ても大丈夫そう・・・!と、面接依頼をし、すぐに合格いただけました。
・・・書類以上に面接が得意なのです。ワタシ。必要以上に自分を過大アピールするのではなく、自分自身をきちんと相手に伝えることができる方が、面接において重要かと個人的に思っております。
これも経験談ではあるので、セミナーなど受けたわけではありません。とはいえ、面接まで行き着いたところで落ちたことは、ほぼありません(唯一あるのが、昭和な営業感バリバリの営業職。壁に根性論の怖い張り紙がしてあり、働いている人が暗く、ブラック臭がぷんぷんしたので、やる気あまりない風装ってさっさと帰りました)
話が脱線しましたが、じゃあ精神科の訪問看護師になったのか?と言うと、そうではなくて・・・
結論から言うと、同じタイミングできた別の訪問看護ステーションに勤務することになりました。結果的には精神科特化型ではない、普通の訪問看護ステーションで働くことができて良かったなと思います。
訪問看護ステーションは所長次第
訪問看護のイメージはめっちゃ大変そう!一人で訪問するのは手だれ出ないと無理だ!!!オンコールってなに?!ワタシ、病棟経験三年しかないんですけど?!
みたいに思ってました。
が、面接に行った先での所長の考えは全然異なりました。
保清ケアができれば大丈夫!!!
いや、ほんとこれを言われた時には、ほんとかよ・・・と疑いました。
今となってみれば、うん確かにそうだな、と思います。ただ、転職市場で「経験年数3年以上」とか書かれているところがほとんどの中で、保清ケアができれば大丈夫ってどういう事だ・・・?ってなりませんか。よっぽど人手不足なんだろうか、とか邪推してしまったり。笑
これについては、ゆるい看護師さんの訪問看護を語る場で書こうとは思っていますので、割愛します。
所長さんのこの言葉と、お芝居に理解があるお方でしたので、ここで頑張ってみるか!!!と一念発起。素敵なステーションとの出会いとなるのでした。
転職後は・・・
転職後、エージェントさんからフォローメールが何回か入りました。
仕事について、給与面についてなど相談させていただきましたが、転職した後についても丸投げではなく、アフターフォローもしっかりしてるなぁと感心しました。
この後、訪問看護あるあるの転職をすることになってしまうのですが、それはまた後の話。
こうして最初の転職(正社員→正社員)に至るまで、自分のやりたいことをやりつつ、本当にのんびり動いていました。その過程でエージェントを使ったり、派遣会社に登録したり、自分で探したりしましたが、それぞれのメリットデメリットもあったように感じます(派遣会社に関しては、今とは制度が違うようなので、割愛しますが)
好みがあるので、メリットデメリットには分けませんが、特徴として簡単にまとめると、転職サイトに登録してエージェントを使うとこんな感じ。
- 電話のやりとりが多い(最近はLINEでのやり取りもできるところがある)
- ある程度、自分の希望と合った求人を厳選して見せてくれる
- 求人広告にない情報を知っている
- 面接についてくるエージェントもいる←一番びっくりした
- 自分のペースで探すよりも、エージェントさんペースに巻き込んでもらえる
- エージェントから転職先に提出する推薦書とやらが存在するらしい・・・
- 条件面の確認はエージェントを通して行うことができる
他にもあると思いますが、すぐに思いつくとこんな感じ。
一方、自分で動く時はこんな感じ。
- サイトを駆使すれば、情報を手広く集められる
- 時間をかけて、のんびり自分のペースで転職を進められる
- 条件面などの確認は自分主体となるが、細かいニュアンスなどは先方に伝えやすい
転職は悪いことではない
ご縁あってこちらのブログをのぞいていただいていると思うのですが、今回は超個人的な転職体験談について書いているので、多少なりとも今の現場から他の職場に移ろうかなぁと考えている方もおられるのではないでしょうか。
いくら医療現場が昭和感漂っていたとしても、転職を検討すること自体は悪いことではないと思います。
ワタシのように、病棟よりも訪問看護の方が性に合っているタイプもいるはずですが、どうしても最初の就職先としては、圧倒的に「病棟」が多い。なので、他のクリニックや老人ホーム、訪問看護などなどの仕事を知らない。そして病棟の看護師が合わないからと、看護師自体が向いていない、看護師やーめた!!になってしまいがちですが、ちょーーっと待ったーーー!!!と声をあげたい。
私自身、看護師に向いているか?と自分に問うと、いや向いてないよなぁと思うことも多々ありますが・・・気づいてみれば、10数年時が経過していたり、人からは向いてると何故か言われたりするのです。なぜだ。本当にわからない。
ただ少なくとも辛く厳しい学生時代に数年の時間をかけて乗り越え、国家試験に合格をしていることを考えると、一時期離れてしまうことはあっても、完全に辞めてしまうことはもったいないなぁとは思います。
今回は端折りましたが、また転職に関する話、訪問看護に関する話について詳しく書いていこうかなぁと思っているので、参考にしてもらえればなぁと思います。
それでは今日はこの辺で!!!相変わらず長くなりましたが!!!ご愛嬌ということで!!ではっ!
コメント