ゆるい看護師、デイサービスで働く。

こんにちは!ゆるい看護師、やまさんです。経験年数3年程度の時に単発派遣で働いた、3つの職場のうち「デイサービス」についてご紹介。

デイサービスにて・・・

デイサービス(通所介護)とは・・・

通所介護は、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、自宅にこもりきりの利用者の孤立感の解消や心身機能の維持、家族の介護の負担軽減などを目的として実施します。
利用者が通所介護の施設(利用定員19人以上のデイサービスセンターなど)に通い、施設では、食事や入浴などの日常生活上の支援や、生活機能向上のための機能訓練や口腔機能向上サービスなどを日帰りで提供します。生活機能向上グループ活動などの高齢者同士の交流もあり、施設は利用者の自宅から施設までの送迎も行います。

厚生労働省 介護事業所・生活関連情報検索 公表されている介護サービスより引用

要介護5まで対応とはいえ、ご存知の通り在宅で生活されいる方が通うところなので、医療依存度が高い方は比較的少ないといえます。

派遣会社の事前情報では、バイタルサイン測定、レクリエーション参加、食事介助、経管栄養、服薬確認、血糖測定、インスリン投与、入浴後の軟膏塗布・・・と、3年目のワタシでも実施経験があるものばかりだったので、安心して派遣に臨んでいました。

が、なんと。はじめて行ったデイサービスで急変

意識レベル、SPO2の急激な低下。はじめて行った先でこんなことある?!と思いつつ、患者情報もよくわからないまま、カルテを片手に救急車に乗り込む案件が発生。見慣れないカルテを必死でめくって、救急隊に情報提供。救急隊の人もまさか、初めて来た派遣が付き添いで乗ってるとは思うまい。無事病院につき、家族にバトンタッチして帰設した・・・ということがありました。

あんまりないと思いますよ、うん。レアケースだと思う。だから、デイサービスを検討している方は、そんなに身構えなくても大丈夫だと思います。

ただ、この件からお察しかと思われますが、ゼロではない。急変時の対応はできた方がいい

少なくともAEDの使用方法は知っておいた方が良いし、できれば心肺蘇生は復習しておいた方が良い。今回のSPO2低下は窒息によるものではありませんでしたが、食事などで物を詰まらせた時の対応は復習しておいた方が良さそうです。

何せ医療職は看護師一人ということもある現場なので、どうしても急変時には頼られます。落ち着いて対応するためにも、常日頃からイメージトレーニングはしておいた方がよいと思います。

まとめるとこんな感じ。

<良い点>

  • 比較的、医療ケアは少ないので、落ち着いている。安定している人が多い。
  • 会話やレクリエーションを一緒に楽しめる。
  • 残業は少ない

<人によっては合う合わないが分かれるところ>

  • 看護師として働くこともあれば、介護要員として働くこともある。
  • 医療職が看護師以外いないことが多いので、頼られる。

デイサービスで働くのに向いてる看護師は・・・

コロナ前の話ですが、ご利用者様と一緒に外食に行ったり、外に散歩に行ったり・・・かなりイベントが豊富で、常に楽しいこと、刺激になるプログラムが組まれていました。デイサービスによって特色はさまざまでリハビリテーションに特化、お風呂に特化、レクリエーションに特化と本当にさまざまです。

病棟と違って比較的元気な方が多いので、おしゃべりしたり、ゲームをしたり、カラオケを歌ったり、レクリエーションを一緒にしたり、ご利用者様と同じ目線で楽しむことができる人が向いていると思います。ただ個人的にはただ楽しんでいるだけではいけなくて・・・同じ目線で楽しみながらも、医療職としての冷静さを忘れない看護師が重宝されると思います。自宅療養での過ごし方のアドバイスや、家族からの医療面での不安なんかに答えられたら素敵ですね。また、これはデイサービスだけではないのですが、介護職が中心となるので、介護職をリスペクトできる方は働きやすいと思います。

反対に、病気の治療を中心として考える看護師介護職をリスペクトできない看護職はうまく働くことができないと思います・・・というか、おそらくめっちゃストレスを抱えることになるので、やめた方がいいでしょう。(理由はお察しください)

今回はさらりとしたご紹介でした。一番、経験が少ないかな。デイサービスの豊富な経験がある看護師さんはたくさんいらっしゃると思いますので、気になる方は検索してみてください。

このシリーズはあくまで私の私見と体験談を交えつつ書かせてもらいました。一般論と異なることもあるかもしれませんが、転職の際のご参考までに!!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました